神奈川大学
2000 年 51 巻 5 号 p. 445-451
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
需要予測は一般的に目的変数の変動をいかに精度よく捉え予測するかを追求する手法である.本研究では, この目的変数のみではなく, 目的変数に関係する説明変数の概念を重回帰分析を行うことで, 従来の時系列モデルに組み込んだ統合予測モデルを構築した.この統合予測モデルを具体的な事例に当てはめ予測を行った結果, 従来の自己回帰モデルよりも需要の変動に対して誤差が小さく精度の高い予測値になることが確認された.これによってより現実的に有効である予測モデルを提案することができた.
日本経営工学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら