日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
移動動作時間推定法に関する研究
井戸 正敏加藤 貞夫
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1992 年 43 巻 1 号 p. 20-29

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抄録
この論文はMoveとReachの動作時間の推定法について論じている.5種類の実験をとおして, Move動作時間とReach動作時間の特性を考察した.実験の結果, Move動作時間は, 移動距離とユトリ(結合物体間の寸法差)を変数とする4個の式で, Reach動作は移動距離を変数とする3個の式で時間値が推定できることを示した.また, 推定値をMTMとWFの時間値と比較し, 推定値の特徴を明らかにした(移動動作時間, PTS法, 作業研究).
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© 1992 公益社団法人 日本経営工学会
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