名古屋工業大学
仁愛女子短期大学
1995 年 45 巻 6 号 p. 567-574
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本研究の目的は, 職務関与のもつ職場における抑うつ症状に対する効果を明らかにすることである.調査は209名の男子従業員に対して行われ, その中, 179名の応答者についてデータの分析を行った.その結果は次のようなものであった.(1)職務関与は抑うつ症状を直接的に抑制する効果をもたなかった.(2)職務関与は40歳以上の者について抑うつ症状に対する緩衝効果をもった.(3)職務関与は20歳代の者について職場環境のストレスフルさを軽減し, それによって抑うつ症状を抑制した.
日本経営工学会論文誌
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