抄録
神戸大学におけるデータ資料集は、各種評価等の対応に必要な情報を蓄積することを目的とした学内データベース、学校基本調査等の既存の調査結果など、それまで収集、把握していたデータと、外部のデータベースやレポート等の公開情報を基に作成されている。大学の特徴が浮かび上がるように、経年推移に加えて、他大学との比較、学部間の比較を可能な限り取り入れ、当初の目的である学長及び理事等が学外関係者に説明する際の拠り所として活用されている。また、ビジョンや計画の検討に当たっても基本資料のひとつになり、更なるデータ分析の端緒としても活用の幅が広がっている。