日本観光研究学会全国大会学術論文集
Online ISSN : 2436-6188
第37回 日本観光研究学会全国大会
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第37回日本観光研究学会全国大会
観光というコンテクストにおけるミュージアムの地域資源への関わり方
―安中新田会所跡旧植田家住宅を事例として―
和泉 大樹
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p. 373-376

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抄録

「ミュージアムの特性を活かした観光プログラムの構築に関する研究」の一環として、ミュージアムが地域資源の観光資源化にどのような観点から、どのように関わっているのか考察するために、観光案内所的な役割を意識した取り組みを展開する「安中新田会所跡旧植田家住宅」を取り上げ、所謂、観光案内所の一般的な取り組みと比較することで、ミュージアムに特徴的な取り組みの抽出を試みた。結果、「地域情報の収集」・「資料データベースのオンライン化」など、地域のコンテンツからのダイレクトな情報の収集が見出された。このことは、ミュージアムが資料の収集・保管・展示・調査研究を行う施設であることに起因するものであると考えられる。

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