POアカデミージャーナル
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症例報告
精神疾患を有する下腿切断者への下腿義足製作経験
宮本 章尋矢嶋 優磨森 彩華藤本 和希森田 悠吾小西 克浩
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キーワード: 精神疾患, 義足, チーム医療
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2019 年 27 巻 2 号 p. 124-127

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抄録

昨今様々な疾患において下肢を小切断、あるいは大切断し、義足を製作することはよくあるが、切断に至る患者には様々な原疾患を抱えていることが多い。今回精神疾患を有する患者が下腿切断に至ったが、重度の統合失調症と下腿切断の合併を理由に、患者自宅近隣の回復期リハビリテーション病院への転院ができず、急性期病院にて訓練用仮義足を製作、退院後に外来、在宅において本義足の製作を行い、自立歩行の獲得に至ったケースを経験した。原疾患へ対応するには急性期スタッフや訪問リハスタッフとのチーム医療を行うことが重要と考えられた。

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© 2019 公益社団法人 日本義肢装具士協会
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