経営情報学会誌
Online ISSN : 2435-2209
Print ISSN : 0918-7324
論文
企業情報システムの経済性評価フレームワーク―リアルオプションの適用―
小松 昭英
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2004 年 13 巻 1 号 p. 95-118

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抄録

企業情報システムを、生庫システムなどの直接利益を創出するシステムに従属するサブシステムとしてとらえ、その投資経済性を「企業システム全体に埋め込む」方法により評価する。まず、企業情報システムを、ERPなどの社内向けシステムとCRM/SCMなどの社外向けシステムに分ける。そして、それらのシステムを個々に評価するとともに、それらを統合した情報システムとして、さらに生産システムと統合して企業システムとして評価するフレームワークを提案する。その経済性評価指標としては、一般的に使用されているものの中から、加法性を持つ指標である正味現価、モンテカルロDCF、デシジョンツリーとリアルオプションを選んで比較し、実用性をもつ正味現価とリアルオプションを選択する。そして、段階的に投資するものとして、生産システムと社内向けシステムには正味現価を、社外向けシステムにリアルオプションを適用する。このフレームワークにもとづいてシミュレーションを行い、フレームワークの有用性を明らかにする。

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© 2004 一般社団法人 経営情報学会
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