経営情報学会誌
Online ISSN : 2435-2209
Print ISSN : 0918-7324
論文
消費者向けインターネット・オークションのビジネス・モデルの分類:米国事例の統計分析
野島 美保
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 9 巻 2 号 p. 49-63

詳細
抄録

近年,一般消費者を巻き込んだ電子商取引の一つである,インターネット・オークションが多数設立されているが,そのビジネス・モデルの研究はまだ十分とはいえない状況である。本稿の目的は,インターネット・オークションを戦略的な視点から分類し,そのビジネス・モデルに関する概念的枠組みを提示することである。その骨子は,インターネット・オークションをリスク削減の観点から,ショップ販売型とマーケット提供型に分類するものである。2000年2月現在,米国Yahoo!に登録されているサイトは250件以上にのぼるが,これを本稿の分析対象とし,統計的手法によって実証分析を試みた。その結果,インターネット・オークションを,リスク削減の観点から分類する本稿の枠組みが裏付けられた。また,ショップ販売型とマーケット提供型では,商品属性,売手属性やサイトの諸制度が異なることも裏付けられた。

著者関連情報
© 2000 一般社団法人 経営情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top