大阪経済大学経済学部
2010 年 47 巻 1 号 p. 1_15-1_25
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中国の体制は毛沢東時代も改革・開放の今日も共産党一党独裁の体制として連続している。その原型は第 1 次五カ年計画期に形成されたが,食糧・資金供給源とされた農村の疲弊と貧困とは体制の究極的な社会矛盾として振動し続けた。毛沢東の独裁はこの社会矛盾に対し,一党独裁を基底におき個性豊かに対応したが,挫折を重ねた。改革・開放期は国民総体を基盤とする共産党一党独裁を目標としているが,社会衝突的リスクはなお大きい。
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