埼玉学園大学経営学部
2012 年 49 巻 2 号 p. 2_27-2_39
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農業集団化を経たソ連で1935年に改訂された農業アルテリ模範定款は,権力の農民への譲歩という面を持つ.本稿ではこの新定款がコルホーズに浸透する過程を検討する.新定款の採択に伴う国家証書の交付過程では,土地の永久利用権の保証という誘因も作用し,作業は順調に推移した.並行して実施されたコルホーズ間の土地整理は概ね計画通り進行したが,コルホーズ内の土地整理の遂行は行政能力の低さ等により36年の段階で約7割にとどまった.
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