比較経済研究
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研究ノート
北朝鮮当局公表資料の学問的利用の可能性について:拙著に対する黒坂真教授の書評へのコメント
文 浩一
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2014 年 51 巻 2 号 p. 2_43-2_50

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抄録

北朝鮮問題を追究するうえで当局発表の公表資料の利用は欠かせない.しかし,研究者のなかには公表資料を排除し,脱北者などから得られる関係筋の情報に積極的価値を見出そうとする論者もいる.その主な理由は,公表資料は,北朝鮮当局によってつくられるものであり,したがって歪曲されているから,というものである.本稿では,拙著の書評に対する反論をつうじて,北朝鮮の資料の扱い方を論じたうえで,公表資料の研究上の価値を追究した.

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© 2014 比較経済体制学会
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