名古屋大学大学院経済学研究科
2005 年 42 巻 1 号 p. 25-34,59
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本稿は都市部飢饉としての北朝鮮飢饉の性格の解明の一環として,北朝鮮の政治経済システムの中核に位置する,首領経済が,人々の食糧の獲得能九すなわち,「食糧エンタイトルメント」にいかなる影響を及ぼしたかを論じた。北朝鮮における食糧配給システムは,首領とその一家を頂点とした差別的ヒエラルキー構造になっている。このようなエンタイトルメントのヒエラルキーを規定する物質的基礎は「首領経済」の形成にあった。
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