一橋大学大学院経済学部研究科
2005 年 42 巻 2 号 p. 57-67,78
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本稿の目的は,移行国政府に関する議論を,経済成長を切り口に整理しつつサーベイすることであり,筆者の総括は以下3点に要約しうる。1)移行国政府は,伝統的市場化政策等の諸政策を進める必要がある一方,市場化のスピードについては更なる検討の余地が示唆されている。2)政策実行能力確保の為に,法の支配の徹底と汚職の防止が求められている。3)民主化が持続的成長の為の保険となる可能性は,数多く示唆されている。
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