厚生連高岡病院外科
2017 年 42 巻 2 号 p. 182-187
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Gastrointestinal stromal tumor(以下,GIST)術後に発生した大網原発デスモイド腫瘍の1例を報告する.症例は64歳男性で,胃体下部前壁の粘膜下腫瘍および胆囊結石症に対して胃局所切除術および胆囊摘出術が施行され,病理組織学的検査でGISTと診断された.術後1年目のCTで腹腔内に10mmの腫瘤を認め,6カ月後に23mmに増大したため切除を行い,病理組織学的検査でデスモイド腫瘍と診断された.切除から1年6カ月経過し無再発観察中である.
日本外科系学会連合会誌
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