肥大型非閉塞性心筋症に合併した冠動脈狭窄に対するACバイパスの1治験例

中原 秀樹; 山田 崇之; 入江 嘉仁; 横山 基幹; 大島 永久; 田辺 貞雄

doi:10.4326/jjcvs.19.595

中原秀樹, 山田崇之, 入江嘉仁, 横山基幹, 大島永久, 田辺貞雄

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キーワード: 肥大型心筋症, 狭心症, 冠動脈狭窄, ACバイパス術

ジャーナルフリー

1990 年 19 巻 4 号 p. 595-599

DOI https://doi.org/10.4326/jjcvs.19.595

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抄録

66歳男性の肥大型非閉塞性心筋症に合併した冠動脈狭窄症(右冠動脈#1に完全閉塞,左主幹部に70%狭窄)に対しACバイパス術を施行し,狭心症の消失をみた.術後に生じたstone heartが原因と思われる低心拍出量状態の改善にIABPに加えドパミン,ドブタミン,DBcAMP投与が有効であり,閉塞型とは異なった術後管理の可能性を示唆していた.

責任著者(Corresponding author)

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