愛知県立尾張病院循環器センター・ME
愛知県立尾張病院循環器センター・心臓血管外科
1995 年 21 巻 2 号 p. 7-9
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心臓外科領域における体外循環技術は,目覚ましい進歩と発展を遂げている。従来のローラーポンプによる体外循環法に代わって,補助循環などで使用されている遠心ポンプをメインポンプとして用い,更には吸引用ローラポンプに代わり低圧壁吸引法を用いることで,従来の体外循環法と異なる回路(装置)で臨床応用する方法を考案した。本方法は送血側からの空気を送る危険がなく,事故を未然に防ぎ安全な体外循環が運転できる。低圧壁吸引法は過度な陰圧をかけなければ,使用上問題を認めることはなかった。
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