日本消化器外科学会雑誌
Online ISSN : 1348-9372
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特別報告
手術記録に図を描く
橋本 瑞生
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2020 年 53 巻 10 号 p. 844-854

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抄録

手術記録は患者の診療に役立つものであるべきで,術中所見,手術内容がわかりやすく正しく伝わることが必要である.複雑な解剖や多様な病変の広がり,多彩な場の展開を文章で詳しく表現しようとしても,文字数が膨大に増え難解である.図は術野のイメージを直接的に伝えることができる有用な伝達手段であるが,正しい図を描くためには十分な術野の認識,手術の理解と描画テクニックが必要である.これらを向上させる努力をしなければならない.

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