久留米大学形成外科・顎顔面外科学講座
2002 年 28 巻 3 号 p. 506-510
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下顎骨の区域切除を伴う頭頸部悪性腫瘍切除の欠損に対し, 従来の方法とは全く異なる新しい再生医学的下顎再建法を開発した。手術方法は, 切除された下顎骨の皮質骨のみを熱処理してトレイとし, その内腔に腸骨海綿骨 (骨髄) を充填してその周囲を大胸筋皮弁の筋体の部分で全周性にくるむ方法である。本法は, 最小限の手術浸襲と手術時間でほぼ元通りの下顎再建が行える非常に合理的で有用な方法である。
頭頸部癌
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