魚類学雑誌
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Clarias batrachusの産卵行動
Nirmal K. Thakur
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1976 年 23 巻 3 号 p. 178-180

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抄録

東南アジア産ナマズ, C.batrachusの容器内での産卵行動を観察した.インドゴイ, Labeo rohitaの脳下垂体を注射した後, 16-20時間で産卵行動を開始し, 行動は6-12時間にわたってみられた.行動のクライマックスは雄魚が雌の魚体にU字型で巻きつくことであり, 雌が放卵する.放卵数, 卵のふ化率はともに低く, この方法では種苗として多量の生産を期することは困難である.また, 他のナマズ, Heteropneustes fossilisの産卵行動との差異を論じた.

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© 日本魚類学会
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