魚類学雑誌
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日本南方外洋域におけるNotosudidaeフデエソ科 (新称) の仔魚
小沢 貴和
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1978 年 25 巻 2 号 p. 79-88

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抄録
日本南方外洋域から採集されたフデエソ科仔魚標本において, 以下の2属と5種を認め, 形態的特徴を記載した: Ahliesaurus brevisフカミフデエソ属フカミフデエソ (新称), Scopelosaurus smithiiフデエソ属フデエソ (新称), S.mauliマオルフデエソ (新称), S.harryiクリーフデエソ (改称) およびS.“sp.II”.最後者は種名を与えられていないので和名を命名しなかった。なお, tropicalIndo-Pacificな種であるS.hoedtiをヒカリフデエソと新称した.仔魚の形態的特徴はBertelsenetal. (1976) の記載に一致した.そして彼らの記載にいくつかの補足, 特に25mm以上の仔魚のみ知られていたS.“sp.II”の早期仔魚について, を加えた。脊索後端の屈曲時に仔魚色素の変化が示された。日本近海から記録されたフデエソ科仔魚の検索を作成した。
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