青森県水産部水産課
北海道大学水産学部水産動物学講座
水産大学校増殖学科
1980 年 27 巻 3 号 p. 273-276
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
日本産アイナメ科魚類4種, ホッケ, クジメ, エゾアイナメおよびウサギアイナメの体細胞染色体を通常のair-drying法により観察した.染色体数は4種とも2n=48である.各種の染色体構成を表に示した.クジメの最も小さい次端部着糸染色体対には付随体が観察された.これら4種の核型は種類により明瞭に異なり, 有効な分類形質となり得ること, および他のカサゴ目魚類のそれらと比較してかなり複雑であることが判明した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら