東京大学農学部水産学科
presently at Southern Fisheries Research Center
東京水産大学
1982 年 28 巻 4 号 p. 461-465
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地中海産のビンナガとクロマグロの仔魚は躯幹部の黒色素胞の有無により明瞭に識別された.両種の両顎, 躯幹および尾部の黒色素胞の出現状態には個体差が認められた.また, 従来太平洋産のビンナガとキハダは両顎の黒色素胞の出現状態で識別されているが, 地中海産のビンナガでは太平洋産キハダとは明瞭な識別がつかなかった.一方, クロマグロの各部位の黒色素胞の出現状態には地中海, 大西洋, 太平洋の間で地理的変異が認められた.
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