抄録
新種Codorinchus biclinozonalisとC.australisは頭部下面に鱗があること, 肛門直前に大きな発光器を備えること, 体の鱗が大きいこと, 大陸棚上に普通に見られる種類であることなどの共通点があるため夢従来同種として扱われてきた.しかし, C.biclinozonalisは吻棘を備え, 頭部変形鱗列が比較的発達し, 胴部に明瞭な幅広い暗色斜走横帯がある (C.australisでは約6条の狭い淡白色縦帯がある) などの点で区別できる.C.biclinozonalisはニュージーランド周辺の大陸棚上に, C.austmlisはオーストラリア南東部, 特にタスマニア周辺に分布が限定されていると思われる.