愛知教育大学生物学教室
1988 年 34 巻 4 号 p. 483-487
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タイリクバラタナゴ, Rhodeus ocellatus ocellatus, の仔魚を用い, 背鰭の基部付近の体表上黒色素胞における一次反応及びその反応誘起に有効な波長域の検討を行った.暗黒下においては, 黒色素胞はほぼ凝集状態を保ち, 光照射によりメラノソームの拡散を示した.この反応は可逆的であった.420-680nmの範囲で, 一次反応誘起に最も有効な波長域を調べたところ, これはおよそ420nmであった.680nmの長波長側の光は効果がないことが明らかとなった.
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