東京大学総合研究資料館 千葉県立中央博物館
愛知県教育センター
1990 年 36 巻 4 号 p. 385-390
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和歌山県潮岬沖の水深330mと徳島県日和佐沖の水深360mで, 底曳網によって採集された未成熟の雄の2標本をもとに, ツノザメ科の1新属新種Trigkonognathus kabeyaiワニグチツノザメを記載した.このサメはツノザメ科の他の属や種と比べ, 両顎の形態, 歯の形態や配列, 鱗の形態が極めて特異であり, これらの形質により容易に区別できる.また, 口前吻長が極めて短いこと, 発光器を持っていること等の特徴をもつ.
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