横浜市立大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
北海道大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
2013 年 31 巻 4 号 p. 237-246
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頭頸部癌患者に対する治療方針を決定する場合,現時点で免疫療法が第一選択の方針となることは極めて稀であるが,手術,放射線治療,化学療法との組み合わせで上乗せ効果を期待できる可能性がある。近年開発の著しい分子標的治療薬にも免疫学的知見が反映されており今後の飛躍的な治療成績の向上もあり得る。Biological response modifier (BRM) 製剤,養子免疫療法,ワクチン療法など現在利用可能と考えられる免疫療法と機序につき簡便に概説した。
日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌
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