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音声言語医学
Vol. 53 (2012) No. 2 p. 158-161

記事言語:

http://doi.org/10.5112/jjlp.53.158

症例

17歳のとき月経痛がひどく,男性化作用のあるダイホルモンデポ®を投与され,音声障害を引き起こした女性を30年間にわたり追跡した.声は翻転し,話声位は低下した.18歳の初診時の話声位はB3で,30歳までこの状態が続き,48歳の現在話声位はF3となっている.この状態を声も相同と考えられる一卵性双生児の妹と比較した.ホルモン投与の当初,話声位は3半音低下を見た.自家で行った音声訓練にかかわらず,声は回復しなかった.

Copyright © 2012 日本音声言語医学会

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