東京都立大学名誉教授 成城大学名誉教授
2023 年 35 巻 2 号 p. 138-145
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
昨年逝去した森岡清美の多大な業績のうち,特に家族社会学の理論体系の構築の面に焦点を当てて,「集団論パラダイム」と呼ばれた彼の家族理論の構造を再検討し,体系構築の成果を高く評価した上で,家族動態の理論化としての不十分さなどを指摘するとともに,今後の家族社会学研究への継承すべきいくつかの課題を提示した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら