家族社会学研究
Online ISSN : 1883-9290
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特集 森岡家族社会学の総括と現代への示唆
森岡家族社会学再考――理論の体系化をめぐって――
石原 邦雄
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2023 年 35 巻 2 号 p. 138-145

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抄録

昨年逝去した森岡清美の多大な業績のうち,特に家族社会学の理論体系の構築の面に焦点を当てて,「集団論パラダイム」と呼ばれた彼の家族理論の構造を再検討し,体系構築の成果を高く評価した上で,家族動態の理論化としての不十分さなどを指摘するとともに,今後の家族社会学研究への継承すべきいくつかの課題を提示した.

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© 2023 日本家族社会学会
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