日本口腔粘膜学会雑誌
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シェーグレン症候群患者に対する塩酸セビメリンの効果に関する検討 -長期投与例について-
西山 和秀角田 博之若林 類角田 和之高森 康次永井 哲夫中川 種昭
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2006 年 12 巻 1 号 p. 5-10

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抄録
対象はシェーグレン症候群 (以下SS) 患者に対し, 塩酸セビメリンを投与し24週以上観察し得た32例である。性別は女性31例・男性1例で, 平均年齢は60.1歳であった。唾液分泌量は48週まで増加傾向が有意に見られ, 72週, 84週で漸増している例も見られた。自覚症状は時間とともに改善する傾向が見られた。
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