明海大学歯学部口腔診断学講座
明海大学歯学部口腔病理学講座
1997 年 3 巻 1 号 p. 44-48
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白色海綿状母斑は, 1935年 Cannon によって報告された白色病変で, 口腔粘膜も含めてあらゆる粘膜にみられる疾患である。本邦では6報告がみられるにすぎない。遺伝性疾患と考えられている。組織学的に基底細胞層には異常が見られず上皮内の空胞化を伴った上皮の肥厚を特徴とし, 異型性や悪性像もみられない。白色海綿状母斑の本邦における7例目を報告し, 文献的考察を加えた。
日本口腔内科学会雑誌
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