日本小児血液学会雑誌
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血液疾患における病理検査の意義
増永 敦子在家 裕司
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2003 年 17 巻 5 号 p. 438-441

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抄録

ベッドサイドでも, スメア標本を作製すると同時に病理組織標本を採取できるやり方を紹介した.病理組織標本は, cellularity, fibrosisの有無, 腫瘍性増殖の有無がわかりやすい.一方, スメアの利点は, 個々の細胞の異形成を判断したり, 割合を算出 (myelogram) するところにある.このように, 病理組織標本とスメア標本は, 互いに補い合う利点をもっている.日常の診断・診療業務の中で病理標本を活用することは, 診断のみならず, 病期の把握や治療方針を決定する際にも役に立つと考える.

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