Japanese Journal of Pharmaceutical Education
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Review Article
How should we practice the regulatory science education in the school of pharmacy?
Masahiro TohkinYukihiro GodaKazuro IkawaKoichi Masuyama
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2022 Volume 6 Article ID: 2022-051

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抄録

レギュラトリーサイエンスとは,最新の科学成果を真に社会に役立てることを目的として調整するための科学とされ,社会活動と密接な関連性をもった学問である.このレギュラトリーサイエンスの概念を社会での実務経験のない学生に理解させるためには,医薬品等に関連する知識を教えるのみでは難しい.また,薬学分野におけるレギュラトリーサイエンスは医薬品化学から薬理・毒性学,衛生化学,医薬品情報学,薬事関係法規等までの幅広い科目と関連しており,レギュラトリーサイエンス科目のみで十分な学習効果を期待することも困難である.そこで本総説では,レギュラトリーサイエンス分野での経験が豊富な3名の薬学研究者に薬学教育をレギュラトリーサイエンスの視点から見た場合の問題点や,レギュラトリーサイエンスと実務実習との関連性に着目した教育方法,また,レギュラトリーサイエンスを薬剤師や薬学研究者の強みとして活かす方策について執筆いただいた.

Abstract

Regulatory Science is known as a science which harmonizes the latest science and technology with human society through scientific regulation. Therefore, the regulatory science is a science field related with the society activity. It is difficult for student of the school of pharmacy who has not had an experience of the social activity to understand the concept of the regulatory science from the knowledge of the regular lectures. Moreover, the lecture of the regulatory science alone is not enough for students to expect learning effects because the regulatory science relates with other lectures, such as pharmacology, toxicology, hygiene chemistry, drug information, the regulation of pharmaceutical affairs, etc. Three pharmaceutical researchers of the regulatory science described their opinion and/or the practice of the education of the regulatory science, such as the discussion points in the education of school of pharmacy from the regulatory science perspective, the introduction of the educational method based on the relationship between the clinical training and the regulatory science, and how to encourage the advantage of regulatory science for the pharmacist and the pharmaceutical scientist, in this review article.

はじめに(頭金正博)

レギュラトリーサイエンスとは,最新の科学成果を社会に真に役立てることを目的として調整するための科学とされており,レギュラトリーサイエンスは様々な科学分野と関連している1).それらの中で薬学においては,最新の科学技術の粋を集めて新薬を開発し,開発した新薬を患者に投与して医療に役立てるところまでをカバーすることから,レギュラトリーサイエンスの重要度は特に高い.薬学分野におけるレギュラトリーサイエンスに関する教育については,薬学教育コアカリキュラム(平成25年度改訂版)の中で「レギュラトリーサイエンスの必要性と意義について説明できる.」との到達目標(SBO)が採用されて以来2),日本薬学会レギュラトリーサイエンス部会による「レギュラトリーサイエンスに係る教材や教育方法の開発に関する調査研究 教材案」が作成されたり3),薬学教育協議会のレギュラトリーサイエンス分野教科担当教員会議において,様々な教育方法についての情報交換が行われている.

レギュラトリーサイエンスは科学の成果を社会に役立てることを目的としているが,この概念を社会での実務経験のない学生に理解させるためには,単に医薬品に関連する知識を教えるのみでは難しい.また,薬学分野におけるレギュラトリーサイエンスは医薬品化学から薬理・毒性学,衛生化学,医薬品情報学,薬事関係法規等までの幅広い科目と関連しており,レギュラトリーサイエンス科目のみの講義で十分な学習効果を期待することも困難である.そこで本総説では,レギュラトリーサイエンス科目と他の講義科目や実務実習との関連性に着目した教育内容や方法について,レギュラトリーサイエンス分野の研究や教育に深い造詣を有する3名の研究者に各項の執筆を依頼した.第一項ではレギュラトリーサイエンスを業務の根幹としている国立医薬品食品衛生研究所の所長としてご活躍されている合田幸広先生に,薬学におけるレギュラトリーサイエンスの中でも重要な分野である医薬品等の「品質保証学」について概説していただき,現在の薬学教育における品質保証学に関連した課題を指摘いただいた.第二項の執筆をお願いした猪川和朗先生は,大学病院薬剤部や行政での勤務経験をお持ちで,現在は広島大学薬学部で臨床系実務家教員としてご活躍されている.猪川先生からは,医療系科目と連動したレギュラトリーサイエンス教育の実践について紹介していただいた.最後の項の執筆者の益山光一先生は厚生労働省で技官として長年にわたり薬事行政にたずさわった経験をお持ちで,現在は東京薬科大学の教授として,レギュラトリーサイエンス教育に貢献されている.益山先生からは,レギュラトリーサイエンスにおける薬剤師や薬学研究者の役割(重要性)について説明していただき,レギュラトリーサイエンスに関する強みを薬剤師や薬学研究者が発揮するための薬学教育について述べていただいた.

本総説がレギュラトリーサイエンス科目を担当している教員のみならず,関連する科目を担当している教員の講義での参考となり,レギュラトリーサイエンス教育に関する問題点や効果的な教育方法に関する情報を共有していただく契機となれば幸いである.

薬学の基礎「品質保証」とレギュラトリーサイエンス(合田幸広)

筆者の所属する国立医薬品食品衛生研究所は,レギュラトリーサイエンスを実施する薬学系出身者の多い研究機関である.レギュラトリーサイエンスは,科学技術の進歩によって生み出されたものを,真に人間の利益にかなうよう調整するためのサイエンスと言われている.その基本は,科学技術の進歩で生み出されたもの,例えば医薬品や,医療材料,食品,生活関連製品,環境化学物質等の安全性,有効性を正しく評価するための手法を開発し,安全性,有効性を正しく評価することで,実行可能な品質保証の方法を考え,それを科学的な規制に反映させていくことだと考えている.

レギュラトリーサイエンスは,品質保証のためのサイエンスと言う事も出来る.歴史的に見て,医薬品の始まりは生薬であり,再現性のある医療を行う為に,まがいものを排除し,生薬をどのように品質保証していくかを命題として,薬学が始まったものと筆者は考えている.医薬品の品質を確保するため15世紀末には都市薬局方が生まれ,18世紀には国定薬局方が定められるようになった.当初は,医薬品それ即ち生薬であったが,19世紀になり,生薬アヘンからモルヒネの抽出単離があり,生薬・薬用植物から有効成分の発見という科学が生まれ,有機化学と実験薬理学の発展が始まった.1886年に世界で21番目の国定薬局方として日本薬局方(初版)が生まれているが,初版の日本薬局方にも様々な生薬だけでなく,既に塩酸モルヒネ等の化学物質が収載されている.さらに19世紀末,合成物アスピリンの医薬品としての使用が始まり,病原菌の発見に伴い,20世紀になって最初の化学療法薬であるサルバルサンが登場する.従って薬学では,医薬品の品質保証学を基礎としながら,研究対象として創薬科学が育ち,さらに薬学6年制への変遷を経て,医療薬学への重要性が認識されるようになり,現在に至っていると考える.よって,現在の薬学は,品質保証学,創薬科学,医療薬学を3本の柱とする総合科学であると考えるが,創薬科学は非薬学出身者でも出来,医療分野の中心は医学であり,最も薬学らしい学問が品質保証学といえる.

筆者は,平成29年より日本学術会議薬学委員会医療系薬学分科会で活動している.その関係で,全国の薬学部を設置する75大学にアンケート調査「食品・医薬品の品質保証に関する薬学教育の実態調査」を実施した(回答は60校).その結果は,薬学雑誌において小松かつ子先生から報告されているが4),医薬品に絞って簡単にその結果を紹介すると,レギュラトリーサイエンス,品質の定義,品質保証,医薬品の区分,医薬品の承認申請,ICH(lntemational Conference on Harmonisation of Technical Requirements for Registration of Pharmaceuticals for Human use),CMC(Chemistry,Manufacturing and Control)について講義がある大学は,それぞれ63%,80%,82%,80%,92%,87%,52%であった.またレギュラトリーサイエンスの講義は,衛生化学系と医療薬学系で説明される場合が多く,それ以外のものは全て医療薬学系で説明される場合が半数以上を占めた.この結果で驚かされるのは,レギュラトリーサイエンスとCMCについて講義がない大学が予想以上に多いことで,さらに残念なことに,薬学の基礎である品質の定義や品質保証について講義が無い大学が2割もある点も注目された.従って,現在の薬学教育では,薬学の根幹をなすと考えられる品質保証関連の講義が十分ではない傾向にあると考えられる.

一方で,薬学関係者が,企業や団体の特に品質保証分野で多く活躍している事実を,日本薬学教育学会会員の方は,どのようにお考えになるであろうか.医薬品や医療機器,再生医療等製品は,科学的な規制(サイエンティフィックレギュレーション)による品質保証がなければ生まれ得ない産物である.医薬品や医療機器,再生医療等製品の承認審査の現場において,薬学出身の研究者がリードできるのは,品質保証に関する分野であり,またこれらの分野の製造物を生み出す企業において,薬学出身者が最も活躍する分野が,CMC分野,即ち,製造物について品質で定義づけ,設計,製造プロセス,品質評価まで含めて,品質保証を統合的に考えていく分野である.薬学教育関係者の方々には,創薬科学と医療薬学だけでなく,安全性と有効性のバランスを考える品質保証学が薬学の基礎であることをご理解頂き,これを意識したカリキュラムを実践して頂ければと考えている.また,筆者の考えに賛同される本会の会員の方々には,薬学教育で,レギュラトリーサイエンスや品質保証に関する講義を充実させて行く必要性を,是非訴えて頂ければ幸いである.

医療現場における能動的・発信的な薬剤師の育成を目指して(猪川和朗)

臨床系実務家教員の観点からは,レギュラトリーサイエンスすなわち有効性・安全性・品質等のバランスを調整するための科学は,最も典型的に,医薬品健康被害いわゆる薬害の場面で問われると考えられる.そこで広島大学薬学部では以下のとおり,1)患者志向型合宿勉強会,2)模擬審査ディベート,3)副作用症例演習を実施してきた.

1. 患者志向型合宿勉強会

全国薬害被害者団体連絡協議会の協力を得て,薬害被害者と薬学生(3年次)が一緒に薬害の苦しみを共感的に理解し,救済に向けた方策・態度を醸成すること,薬害の防止に向けてどのように行動するべきか学生が提案すること,を目的として開催してきた.患者志向型合宿勉強会では,薬害事例情報を共有したうえで,被害者と薬学生で構成される薬害(SMON,サリドマイド,HIV感染など)グループごとでのプレゼンテーションおよび質疑応答ならびに総合ディスカッションを行ってきた.

2. 模擬審査ディベート

臨床データを精査させること,臨床評価に必要な客観的分析力・論理的思考力を能動的に養成することを目的として,サリドマイドやゲフィチニブなどの模擬審査ディベートによる演習を行ってきた.薬学生(4年次)を対象者として,①医薬品審査の概要について解説した.②医療用医薬品情報検索ホームページなどを確認させ,対象薬の承認申請書添付資料概要,審査報告書等を取得させた.③模擬審査の結果となる,承認賛成(現行の承認内容をそのまま賛成する立場),承認変更(現行の承認内容を一部変更したうえで賛成する立場),承認反対(承認に反対し,取り消しを求める立場)の3チームに薬学生を無作為に割り付けた.④各審査チームで資料精査,発表準備等の活動を行った.⑤80分間の試合形式によるディベートでは,言語明瞭性,論理頑健性等を点数化し,大学病院薬剤師を含む判定者3名の合計点で,勝敗を決定した(図1).本演習の開始時アンケートの結果,薬学生は本演習に向けて消極的であり,承認申請書添付資料概要や審査報告書等の公開情報資料は全く見たことがなかった.しかし終了時アンケートの結果において薬学生は,本演習が有益であったと回答した.得られた学習効果として,医薬品審査制度への理解,臨床評価の手法の理解,議論やプレゼンテーションのスキル習得などが確認された.このように治験・臨床研究データを精査したうえで発表・議論するという模擬審査ディベート演習は,能動的・発信的・実践的であり,レギュラトリーサイエンス教育方法として有用であると考えられる.ただしディベート試合の優勝チームの主張を,現実の審査結果と混同してはならない旨を十分に認識させ,薬学生に誤解を与えないように留意する必要がある.

図1

広島大学における模擬審査ディベートの概要

3. 副作用症例演習

具体的な臨床事例(例えば中毒性表皮壊死症/ライエル症候群)を10症例提示し,被疑薬の特定,当該副作用の概要,当該副作用に対する治療対処法や早期発見対応のポイントについてグループ発表・議論する演習も行ってきた(図2).薬学生には,重篤副作用疾患別対応マニュアルをふまえたプレゼンテーションのみならず,各症例に基づいた医薬品安全性情報報告書および医薬品健康被害救済請求書類を自ら作成する演習も課してきた.

図2

広島大学における副作用症例演習の概要(中毒性表皮壊死症/ライエル症候群)

このように医療系科目(臨床評価学,病因治療学,医薬品情報学など)と連動したレギュラトリーサイエンス教育は,臨床データを科学的に理解・解釈して能動的・主体的に発信できるような薬剤師の育成につながると考えられる.

レギュラトリーサイエンス教育の薬学での浸透の鍵―薬機法改正の背景等も踏まえ―(益山光一)

平成25年度改定版の薬学教育コアカリキュラムにより,薬学においてレギュラトリーサイエンスというキーワードの周知が進んだと感じている.薬学教育協議会においても,このような動きを背景として,レギュラトリーサイエンス分野教科担当教員会議が,平成29年度から新たに開催され,現在も教育方法等に関する情報交換を進めているところである.

レギュラトリーサイエンスの主たる担い手としては,医師や薬剤師を中心とする医療関係者や研究者が挙げられるが,例えば,医薬品についてのレギュラトリーサイエンスを考えた場合,「物質の毒性等から人への有用性安全性等」の幅広い視点とその調整が必要となることから,薬学全体の知見で判断できる薬剤師や薬科学者の知見は,その主たる担い手として大きな強みになると考えられる.

他方,医薬品の制度面を深く学んでいる薬学ということもレギュラトリーサイエンスに関する強みである.そもそも薬事法の改正の歴史は薬害の歴史とも言われ,サリドマイド事件,スモン事件,さらには,ソリブジン副作用問題など,薬害に関係するケースが多いことはご承知のとおりである.最近では,医薬品の審査ラグはほぼ解消したとして,必要な医薬品等への患者アクセスの一層の迅速化に向けて,令和元年の薬機法改正では,世界に先駆けての審査指定制度や条件付き早期承認制度等の法制化が行われた.また,令和4年の薬機法改正では,さらに,コロナ禍のような緊急時に,安全性が確認されている前提で,医薬品等の有効性が推定された時に,条件や期限付の承認を与える迅速な薬事承認の仕組みについても整備された.つまり,これまでのドラッグ・ラグ等により,海外においてある程度の使用経験や安全性が確認されてから日本で流通するという環境は一新され,世界でも使用されたことがない医薬品等についても,我が国で最初に使用されるという大きな変化の可能性が生まれてきているといえる.そういった中で,臨床現場におけるレギュラトリーサイエンスの実践そのもののが,さらに重要になると考えられる.

臨床現場におけるレギュラトリーサイエンスの実践に何が求められるのか.上述のような薬害が二度と起こらないようにするため,医薬品を安全提供できる環境をつくること,つまり,医薬品の安全に関する対応がこれまでも重要であり,そしてプラスして,特例承認で海外での承認をもとに我が国で承認された医薬品や,さきがけ制度や緊急承認された医薬品等について,治験等での最新の情報を収集しつつ,日本の患者での有効性・安全性に関係するデータの集積に取り組んだり,海外と比較できる様になれば比較したり,リスク管理計画(RMP)をもとに課題となるリスクをフォーカスして服用した患者の安全性をフォローアップするなどの積極的な取り組みを実施していくことが不可欠になってくるといっても過言ではない.そういった安全性確保の重要性に加え,最近のコロナ禍の例をみると,医療関係者や患者等への安全・安心に向けた取り組みとして,日本薬学会,日本学術会議が共同主催で,新型コロナウイルスワクチンに関する公開シンポジウムを最新の情報や取り組みを行っている.第1回目の講演では,「ワクチンとは,mRNAワクチンとは何か,ワクチン接種に関して守ること,抗体検査とは何か,PMDAからの視点」について,第2回目の講演では,「mRNAワクチン・mRNA医薬品とは何か,新型コロナウイルス感染症とワクチンによる予防,新型コロナワクチンの副反応,妊娠と新型コロナウイルスワクチン接種,子供への新型コロナワクチン」等について,mRNAワクチンという新規モダリティの薬剤について,医薬品の専門家たる薬剤師等が正しく理解し,新薬を取り扱う医療関係者,国民や患者が安心して接種できるように様々な疑問や不安に対応していくための情報共有の場の提供が行われた.このような取り組みの実践も有用であることはいうまでもないが,mRNAワクチンのような新たな医薬品に関する最新の情報を教育現場で迅速に提供し,医療現場での疑問・課題はどのようなもので,国民の不安とは何で,それをどのような情報を収集しどのような説明をして解決していったかについて薬学生等に教育していく環境整備も大事であると考える.

また,新たな特例承認等の他にも,従前からある後発医薬品やバイオ後続品のような新薬とは薬事制度上での開発データの取得方法等の異なる医薬品も存在する.実際,新薬とは異なる開発手順で,承認申請資料等にも違いがあるが,なぜ新薬とは異なる形で実用化されてもよいのか,そもそも開発方法等が異なる背景,有効性・安全性上の考え方等について,薬学生はしっかりと大学で学び,その後の臨床現場の薬剤師として,医療関係者や患者にきちんと説明できるような人材になることが求められている.

レギュラトリーサイエンスの概念は,薬機法の制度や新薬開発速度の加速化,開発方法の多様化等が進む中,医療関係者や患者への適切な医療を提供するための意思決定時の判断に大きく影響するものである.開発期間や情報量の少ない特例承認となったmRNAワクチンの様な新薬や開発データ取得の異なる後発医薬品等について,医療関係者や患者が,科学的かつ制度的に安全・安心に使用できるように,医薬品の開発や使用に知見を有する薬剤師や薬学者たちが,最新の適切な情報をしっかり収集・提供・判断することが重要であることは勿論,そのような経験や成果等について,今後,具体的な臨床現場での実例等をわかりやすく,様々な講義科目で活用していくことが,レギュラトリーサイエンス教育の薬学での浸透の鍵になると考える.

発表内容に関連し,開示すべき利益相反はない.

本総説は,第6回薬学教育学会大会(2021年8月22日)でのシンポジウム(シンポジウム10(S10)「レギュラトリーサイエンス教育をどう行うか?~他の科目との連携~」)の講演内容をもとに執筆した.

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