Biochemical studies on the blast disease of rice plant. I. On the nutritional absorption of the blast disease fungus.

S. TANAKA; H. KATSUKI

doi:10.3186/jjphytopath.15.109

稻熱病の生化學的研究

第1報稲熱病菌の栄養吸収について

田中正三, 香月裕彦

著者情報

ジャーナルフリー

1951 年 15 巻 3-4 号 p. 109-113

DOI https://doi.org/10.3186/jjphytopath.15.109

詳細

発行日: 1951/07/20 受付日: 1950/12/01 J-STAGE公開日: 2009/02/19 受理日: - 早期公開日: - 改訂日: -
訂正情報
訂正日: 2009/02/19 訂正理由: - 訂正箇所: 論文受付日訂正内容: 訂正後 : 19501201

訂正日: 2009/02/19 訂正理由: - 訂正箇所: 論文タイトル訂正内容: Wrong : Biochemical studies on the blast disease of rice plant
Right : Biochemical studies on the blast disease of rice plant.

訂正日: 2009/02/19 訂正理由: - 訂正箇所: 論文サブタイトル訂正内容: Wrong : I. On the nutritional absorption of the blast disease fungus
Right : I. On the nutritional absorption of the blast disease fungus.

訂正日: 2009/02/19 訂正理由: - 訂正箇所: 論文抄録訂正内容: 訂正前 : 1) 栃内氏液に稻藁煎汁を加えた培養液に稻熱病菌を培養して, 菌の生長に伴う各榮養素の吸收状況を研究し, 菌の榮養生理を論じた。
2) 培養液のpH曲線は初め上昇するが, 途中一度急に低下すると云う異常現象が認められ, 酸性物質の生産が豫想されるが, 再び自己消化が起ると曲線は上昇する。
3) 糖は細胞外に分泌された Invertase により加水分解されたのち消費される。logarithmic growth phase に於いて見掛けの還元糖は全糖より多くなり還元性物質の生成を豫想させるが, この物質は銀鏡反應, SCHIFF試藥, 鹽化第二鐵に對する呈色反應は陰性であつた。然しこの還元性物質の生成の時期とpH曲線下降時期とはよく一致している。
4) 硝酸の消失は糖の消失より早く, 使用した培養液はこの菌の培養液として最適組成ではなく, 硝酸が不足していることを知つた。又硝酸吸收の間にその還元成績體である亞硝酸. アンモニヤを培養液中に檢出することができなかつた。
5) 燐酸, カリウム, カルシウム, マグネシウムは菌の生長に從つて吸收されるが, 自己消化が始まるとカルシウム以外のものは, 再び培養液中に溶出してくる。

訂正日: 2009/02/19 訂正理由: - 訂正箇所: 引用文献情報訂正内容: 訂正前 : 1) 末松直次: 植物學雜誌, 30: 97, 119, 196(1916).
2) 西門義一: 大原農業研究所報告1: 171 (1916).
3) 西門義一: 病菌害蟲彙報15: 1 (1926).
4) 吉井甫: 日本植物病理學會報, 6: 199 (1936).
5) 栃内吉彦・中野富雄: 日本植物病理學會報 10: 110 (1940).
北海道帝大農學部紀要, 41: 183 (1940).
6) 田中正三・平田榮吉: 未發表
7) 田中正三・香月裕彦: 昭和22年4月, 日本化學會總會講演.
8) 田中正三・香月裕彦: 昭和24年4月, 日本生化學會總會講演.
9) 化學實驗學 (天然物取扱法), III: 175, 河出書房
10) 三宅泰雄. 松居秀夫: 水の化學分析法, 昭18, p. 172, 地人書館.
12) 田中正三・香月裕彦: 昭和21年6月, 日本化學會近畿支部講演.

訂正後 : 1) 末松直次: 植物學雜誌, 30: 97, 119, 196 (1916).
2) 西門義一: 大原農業研究所報告1: 171 (1916).
3) 西門義一: 病菌害蟲彙報15: 1 (1926).
4) 吉井甫: 日本植物病理學會報, 6: 199 (1936).
5) 栃内吉彦・中野富雄: 日本植物病理學會報 10: 110 (1940).
5) 栃内吉彦・中野富雄: 北海道帝大農學部紀要, 41: 183 (1940).
6) 田中正三・平田榮吉: 未發表
7) 田中正三・香月裕彦: 昭和22年4月, 日本化學會總會講演.
8) 田中正三・香月裕彦: 昭和24年4月, 日本生化學會總會講演.
9) 化學實驗學 (天然物取扱法), III: 175, 河出書房
10) 三宅泰雄・松居秀夫: 水の化學分析法, 昭18, p.172, 地人書館.
12) 田中正三・香月裕彦: 昭和21年6月, 日本化學會近畿支部講演.

訂正日: 2009/02/19 訂正理由: - 訂正箇所: PDFファイル訂正内容: -

責任著者(Corresponding author)

訂正情報

J-STAGEへの登録はこちら（無料）