著者所属:新潟医療福祉大学医療技術学部臨床技術学科
2014 年 26 巻 2 号 p. 232-241
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
腎死に至る糸球体硬化への進行性阻止を目指した治療戦略を確立するために,筆者らが用いてきた動物実験モデル,そしてそのモデルを用いた解析手法,病態の解析結果,進行性機序の抑制を図る治療法について述べる。解析方法のなかでも,筆者らが開発してきた微小循環動態解析法の活用が心血管系イベントを引き起こす慢性腎臓病の早期診断,予後判定,従来の腎保護作用を持つ薬剤,および新規治療薬の薬剤効果判定に大きく貢献しうることを強調する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら