日本補綴歯科学会雑誌
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PRPのスキルアップセミナー
Part III. 投稿論文のブラッシュアップと査読への対応
細川 隆司
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2006 年 50 巻 4 号 p. 511-518

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抄録

日本語で投稿するのにくらべ, 英語で投稿するのは非常に高いハードルがあるように思われます. しかし, 自分が発見した『新規の知見』を世界の1人でも多くの研究者・臨床医に知ってもらおうとすると, 英語で論文を書くことの有用性は極めて大きなものがあります.(社) 日本補綴歯科学会では, 英文誌のProsthodontic Research & Practice (PRP) を2002年より刊行しており, 2006年以降年4回発行が予定されています. 編集委員会では, PRPの編集に際し, 投稿された論文をいかにより良い英語の原著論文として掲載していくかというスタンスで親切丁寧な査読を行うよう意見が一致しており, 投稿された先生方には, 海外への投稿では得られないメリットを感じて頂けるものと考えています. 我々は, 第115回学術大会 (札幌) や地方支部会においてPRPのスキルアップセミナーを開催してきました. 本総説は, 札幌におけるセミナーの前半部分をまとめたもので, 投稿規定の読み方, 投稿前のブラッシュアップ, レビューシステムなどについて解説しました.

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