北海道大学医学部第一内科学教室
砂川市立病院内科
1979 年 17 巻 9 号 p. 589-593
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71才女子. 胸部の重圧感を訴え, 胸部写真で右心横隔膜角部に腫瘤陰影を認めた. エコーグラムおよびCTにより, 腫瘤は右心前壁に接した嚢腫であることを確認した. 嚢腫を穿刺し, 淡黄透明の液を採取した. 排液後,胸部異常陰影および自覚症状は消失した.
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