聖隷浜松病院内科
1982 年 20 巻 2 号 p. 239-243
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28才主婦. 微熱と乾性咳嗽で発症後6日して, 四肢末端のしびれと知覚鈍麻に両下肢の不全麻痺をきたして入院した. 胸部X線写真でびまん性小斑状散布陰影を呈し, 寒冷凝集反応ならびにマイコプラズマ抗体価の上昇を認め, doxycycline を投与した. 呼吸器症状と胸部異常陰影は3日で消失したが, 多発性神経炎は全快までに1カ月を要した.
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