A Case of High-Altitude Illness with Pulmonary and Cerebral Infarction

Takayuki Aoki; Tomiyasu Tsuda; Toru Onizuka; Masami Mizuki; Tetsuyuki Yoshimatsu; Toru Okajima; Tetsuo Hadama; Joji Shirabe

doi:10.11389/jjrs1963.21.770

肺梗塞と脳梗塞を来した高山病の1例

青木隆幸, 津田富康, 鬼塚徹, 水城まさみ, 吉松哲之, 岡嶋透, 葉玉哲生, 調亟治

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ジャーナルフリー

1983 年 21 巻 8 号 p. 770-774

DOI https://doi.org/10.11389/jjrs1963.21.770

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抄録

31歳男. 中国のポーロンリ (7,292m) にアタック中, 高山病を発症. 下山途中 (5,300m), 痙攣ののち四肢麻痺が出現. 下山後 (700m) 左胸痛, 咳嗽, 血痰が出現. 当科入院後左下葉切除を行い, 背側下部の融解壊死, 組織学的には, 無気肺, 肺胞内出血, うっ血, 小肺動脈の血栓形成, 多数の梗塞巣を認めた. 頭部CT写真で両側頭頂部に梗塞巣を認めた.

責任著者(Corresponding author)

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