群馬大学医学部第1内科
1991 年 29 巻 12 号 p. 1532-1537
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
先に筆者らが報告した気道平滑筋の収縮率を気道過敏性の指標と考えても差し支えない式を用い, TXA2投与による気道反応性の変化を検討した. TXA2を投与すると, 気道粘膜に浮腫を生じることなく, ヒスタミンに対する気道平滑筋の収縮率が増加した. この反応はTXA2拮抗薬により抑制されることから, TXA2投与により気道過敏性が亢進することが示唆された.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら