日本胸部疾患学会雑誌
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肺癌術後急性増悪を来たした特発性間質性肺炎の1救命例
堀尾 裕俊野守 裕明森永 正二郎冬野 玄太郎小林 龍一郎伊賀 六一
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1996 年 34 巻 4 号 p. 439-443

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抄録
症例は51歳, 男性. 特発性間質性肺炎の経過観察中, 肺癌を発見された. 肺癌の病期および間質性肺炎の活動性や呼吸機能の結果より手術可能と判断し, 左上葉切除を施行した. 術後9日目に間質性肺炎の急性増悪を認めたが, 迅速な診断と早急なステロイド治療により救命し得た. 肺癌術後急性増悪例は致命的であり, その救命率はきわめてまれであるため報告した.
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© 日本呼吸器学会
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