日本臨床外科学会雑誌
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症例
膵尾部癌膵外局所再発に対する1切除例
木内 亮太加藤 岳人平松 和洋吉原 基水谷 哲之
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キーワード: 膵癌, 局所再発, 再切除
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2008 年 69 巻 4 号 p. 908-912

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抄録
膵尾部癌の膵外局所再発に対する1切除例を報告する.症例は77歳,男性.S状結腸癌および膵尾部癌に対し,2003年8月横行結腸・左腎楔状切除を伴う膵体尾部脾切除およびS状結腸切除術を施行した.病理学的検索で膵は中分化型腺癌で腎実質まで浸潤していた.術後1年2カ月後に血清CA19-9値が上昇し,術後2年5カ月目のComputed Tomography(以下CT)で左腎切除部に膵癌局所再発を認めた.2006年2月左腎,結腸,小腸,胃とともに腫瘤を切除した.病理学的に膵癌の再発が確認された.患者は初回手術から4年1カ月,再手術後19月経過し無再発健在である.膵癌手術において局所再発を避けるため適切な切除範囲を確保することが重要であることと,膵癌における単独局所再発は稀であるが,再切除により生存期間の延長が得られる場合があることが示唆された.
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© 2008 日本臨床外科学会
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