日本臨床外科学会雑誌
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症例
UFT/ユーゼル投与により重篤な副作用をきたしたDPD低活性の1例
岩本 明美岸 清志竹本 大樹西江 浩前田 迪郎
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キーワード: DPD欠損症, UFT, ユーゼル
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2010 年 71 巻 11 号 p. 2791-2794

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抄録
症例は75歳,男性.StageIIIa直腸癌と診断され,低位前方切除術を施行した.24病日に術後補助化学療法としてUFT/ユーゼルの内服を開始した.口内炎(Grade3)のため7日目に内服を中止.骨髄抑制が増悪し11日目に入院となった.汎血球減少が急速に増悪し,連日G-CSFと血小板輸血,抗生剤投与をおこなった.22日目より増加に転じ,36日目に退院となった.DPD活性は13mol/min/mg proteinと著しい低値でありDPD低活性と診断した.
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© 2010 日本臨床外科学会
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