日本臨床外科学会雑誌
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症例
腎細胞癌胆嚢転移の1例
早野 康一成島 道樹谷口 徹志松原 久裕
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キーワード: 腎細胞癌, 胆嚢転移
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2011 年 72 巻 8 号 p. 2113-2117

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抄録

症例は64歳,男性.平成13年9月に左腎細胞癌にて左腎摘出術を施行された.6年後に肺,右副腎に転移を認め,IFNαを投与されていたが,その1年後,胆嚢に増大傾向を認める2cmの腫瘍を認めたため,当科紹介となった.腫瘍は造影CTにて造影効果を認め,底部に存在した.肺,副腎転移については増大を認めないことから,胆嚢摘出術を行った.組織学的に腫瘍細胞は淡明細胞型の腎細胞癌の転移と診断された.

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© 2011 日本臨床外科学会
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