日本臨床外科学会雑誌
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症例
両方にメッシュを用いた傍ストーマヘルニアと腹壁瘢痕ヘルニアの1例
宇高 徹総久保 雅俊山本 澄治遠藤 出井野川 英利水田 稔
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2012 年 73 巻 12 号 p. 3305-3308

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抄録
傍ストーマヘルニアは人工肛門造設術後に見られる合併症の一つである.今回われわれはComposix Mesh (E/X Type)®を用いて治療した傍ストーマヘルニアおよび腹壁瘢痕ヘルニアの1例を経験したので報告する.症例は80歳,女性.S状結腸憩室穿孔にて人工肛門造設術を施行した.傍ストーマヘルニアおよび腹壁瘢痕ヘルニアを合併し,疼痛が出現してきたため手術を施行した.挙上結腸が腹壁を貫通する左外側に大きさ7cm大のヘルニア門を認めた.Composix Mesh (E/X Type)®をヘルニア門と挙上結腸の左外側を半分覆うように縫合固定した.腹壁瘢痕ヘルニア修復時にも挙上結腸の内側を覆うようにComposix Mesh (E/X Type)®をトリミングし腹壁に縫合固定した.Composix Mesh (E/X Type)®を用いたヘルニア修復術は簡便であり,有用と思われた.
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© 2012 日本臨床外科学会
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