日本臨床外科学会雑誌
Online ISSN : 1882-5133
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原著
外科勤務医が「外科医増員を必要と感じる」要因について
野口 剛上田 貴威矢田 一宏内田 雄三北野 正剛白石 憲男(大分県外科医会地域医療推進連絡協議会)
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2013 年 74 巻 1 号 p. 1-7

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抄録
近年の外科医不足は社会問題化しており,早急な状況の改善が期待されている.臨床現場での問題点を明らかにするために,大分県内の病院に勤務する外科医に郵送によるアンケート調査を行い,「更なる外科医を必要と感じる」要因について検討を行った.
質問項目は,(1)勤務施設環境,(2)診療状況,(3)福利・厚生に関する31項目からなる.211名(回答率91%)の回答のうち,大学以外の勤務外科医179名の回答を対象とした.結果は,1)40歳以上,2)病床100床以上の病院,3)週間手術数5件以上(執刀が3件以上)4)担当入院患者数が11人以上,の外科医が更なる外科医を必要と感じていた.医師派遣を調整している大学や病院経営者にとってこれらの結果は有用な情報となるであろう.
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© 2013 日本臨床外科学会
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