日本臨床外科学会雑誌
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症例
Rhabdoid featureを呈した胃未分化癌の1例
松尾 祐太, 石橋 雄次, 神田 聡, 岡 伸一, 福永 哲, 赤澤 陽一
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キーワード: 胃癌, rhabdoid feature, 未分化癌
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2018 年 79 巻 11 号 p. 2265-2269

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抄録
症例は76歳,男性.黒色便,貧血を認めた.上部消化管内視鏡検査で胃体上部前壁に隆起性病変を認め,生検は低分化型腺癌の診断であった.胸腹部CT検査で胃体上部の壁肥厚と小弯リンパ節の腫大を認めた.胃癌の診断にて脾摘を伴う腹腔鏡下胃全摘術を施行した.切除標本肉眼所見では胃体上部前壁に14×11cm大の隆起性病変を認めた.病理組織学的所見では大部分が未分化な腫瘍細胞で構成され,クロマチン過染性を示す偏在する核と好酸性な細胞質を持つrhabdoid cellを多く認め,免疫組織化学染色ではcytokeratin・vimentinが陽性であった.以上より,rhabdoid featureを呈する胃未分化癌と診断した.現在,抗癌剤内服治療中であり術後13カ月,再発を認めていない.今回われわれは,rhabdoid featureを呈した胃未分化癌の1例を経験したため,文献的考察を加えて報告する.
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© 2018 日本臨床外科学会
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