日本臨床外科学会雑誌
Online ISSN : 1882-5133
Print ISSN : 1345-2843
ISSN-L : 1345-2843
臨床経験
地域連携ネットワークを用いた電子化胃がん連携パスの現状と課題
淺海 信也金澤 卓黒瀬 洋平神原 健大野 聡高倉 範尚
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 80 巻 2 号 p. 251-255

詳細
抄録

かかりつけ医療機関と計画策定病院が協力して同じ診療方針の下に治療経過を共有しながら,より安全で質の高い医療を提供するためのツールとして,がん地域連携クリニカルパスが作成され運用されている.当院のある広島県東部の府中・福山圏域においても5大がんを中心に運用され,胃がんに関してはpStage Iの術後症例を対象とし,2012年4月から紙ベースで運用を開始し,2016年4月からはより利便性を高めるために広島県で推進されている共通ネットワークインフラ(HMネット)を利用して,かかりつけ医と計画策定病院の双方がリアルタイムに確認でき,紙ベースに比べてよりメリットのある新しい電子化地域連携パスシステムの構築を模索している.われわれが進めているネットワークインフラを利用した地域連携パスの現状と課題を報告する.

著者関連情報
© 2019 日本臨床外科学会
次の記事
feedback
Top