全日本鍼灸学会雑誌
Online ISSN : 1882-661X
Print ISSN : 0285-9955
ISSN-L : 0285-9955
灸刺激の鎮痛効果の部位差について
川喜田 健司河村 広定
著者情報
ジャーナル フリー

1986 年 36 巻 2 号 p. 131-134

詳細
抄録
ラットの開口反射に対する抑制効果を指標として, 間接灸刺激の鎮痛効果及びその部位差について検討した。市販の間接灸により開口反射時の誘発筋電図は, 2~3分間著明な抑制を受けた。この抑制効果は, 歯髄刺激側と対側の前腕で最も強く, 次いで同側顔面, 同側前腕の順であった。また, 経穴, 非経穴の間に有意な効果の違いは認められなかった。
以上の結果から, 灸刺激においても鍼刺激と同様に, 鎮痛効果発現の末梢機序にポリモーダル受容器が関与していることが示唆された。
著者関連情報
© 公益社団法人 全日本鍼灸学会
前の記事 次の記事
feedback
Top