全日本鍼灸学会雑誌
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鍼刺激と腎機能
ラジオ・アイソトープ・レノグラフィーによる検討
岡本 高明中村 満長谷川 汪
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1986 年 36 巻 2 号 p. 90-94

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抄録
腎臓部体外計測法である, ラジオ・アイソトープ・レノグラムは, 腎臓を左右別々に血流状態, 尿の排泄状態などを動態的に検査する方法であり, 簡便で, 患者に苦痛を与えない優れた腎機能検査法として, 広く臨床に応用されている。
今回, 腎機能と経穴との関係を明らかにする目的で, 足の太陽膀胱経の腎兪穴 (左右) に低周波通電を行ない, 鍼刺激が腎機能とくに排泄機能に及ぼす影響について, ラジオ・アイソトープ・レノグラムによる検討を試みた。その結果, レノグラム曲線のパターンには著明な変化を認めなかったが, ラジオ・アイソトープの尿中排泄率の増加が認められた。
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