J-STAGE トップ  >  資料トップ  > 書誌事項

日本臨床麻酔学会誌
Vol. 26 (2006) No. 5 P 474-481

記事言語:

http://doi.org/10.2199/jjsca.26.474

—日本臨床麻酔学会第25回大会 学術講演—

  日帰り手術では質が高く費用対効果の優れた麻酔・周術期管理が求められる. 術後痛, 悪心・嘔吐, めまい, 傾眠, 尿閉などの副作用症状は患者満足度を低下させ, 帰宅を遅延させ, コストを上昇させる. 日帰り手術では帰宅を阻害する合併症発症の危険性の高い手技や薬剤, 高価な薬剤や資源を無制限に使用するべきではない. 回復遅延要因のうち最も重要なものは術後痛と術後悪心・嘔吐であり, これらに対する対策が必須である. 術後鎮痛には局所・区域麻酔および非オピオイド鎮痛薬を活用する多用性バランス鎮痛が, 副作用が少なく有用である. 日帰り手術成功のためには, 適切な手術と患者の選択, 医療従事者および患者への教育が不可欠である.

Copyright © 2006 日本臨床麻酔学会

記事ツール

この記事を共有